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2018年9月の面白いと思った記事7選

2018年9月の面白い, 興味深い記事7個ぐらい紹介したいと思います. ちなみに順位付けはしてないので, あしからず.

今回は以下のサイトから記事を選びました.

GoogleやFacebookなどの巨大な管理者なしで個人同士がつながりを作り出す新しいウェブの世界「Dweb」とは?

検索といえばgoogle(もしくはyahoo), SNSといえばTwitter, Facebookなどのように, これらは巨大な企業がユーザーの情報などを管理しています. 1つの企業がユーザーの情報などを持ち, それを管理, 保守しているわけです. 中央集権的ですが, これをなくして個人ごとにつながろうというのがDWebです.

そのメリットとしては

  • 個人データを提供する必要がない.

    • 企業のせいで個人情報が流出することはない.
    • システムが壊れても被害が少ない. データは個人が持っているから.
    • 個人情報が利用されることがない.
  • 保守コストが下がる.

    • 一人一人のパソコン, スマホが機能を提供するため, 良い.
  • 管理者による情報規制が行われない

    • なんでも好きなことを書ける.
    • 規制に時間が取られないため. だが, 今のweb上でも規制は後からかける物が多いので, 実はそんなに変わらないかもしれない.

があります. 一方でデメリットは

  • 個人データは自分で管理しなければいけない.

    • バックアップは相手が保存してくれない.
  • 情報規制が行われないので, ダークな部分も規制できない.

    • みんな同じ権力なので, 削除ができない.
    • えっちぃのとかグロがあふれるかも.
    • ユーザーが見ないようにすれば良さそうだけど.

って感じです. もっとありそうですが, 気になる方は中央集権と地方分権のメリット, デメリットを考えるといいと思います. 中央集権が今の形で, 地方分権がDwebの世界です. メリットがいまいち少ないと思うので, 私はあまり賛成ではないですが, 発想が面白いと思いました.

Google Chrome70からブラウザ上での顔認識や指紋認証が可能になる見込み

Chromium Development Calendar and Release Info Estimated* Stable Dates, Chrome Platform Statusより, リリース日は2018年10月16日の予定らしいです. 記事によると

Chrome 70から対応する形状検出APIは、顔検出API・バーコード検出API・テキスト検出APIという3種のAPIで構成されています。

となるらしいです. いやぁ, どうやってパソコンで指紋認証するのか. 指紋認証対応のキーボードとか出そうだなと思ったりしました. それにしても, ブラウザで質の高いAPIが増えると, Developerもやりたいこと増えていいと思います.

脳波で3機の航空機と通信して操縦が可能な技術が実現、まさに「ファンネル」の実現まであと少しか

これ興奮しませんか? ファンネルができるらしいです.

3機のドローンを操ることができる段階に居るらしく, 更に重要なのは航空機の位置などもわかるらしいです. 国防高等研究計画局(DARPA)が開発したものなので, 一般公開されるかはわかりませんが, かなり未来が近づいている気がしませんか? 最近一番胸熱なトピックです.

「この感じ……ニュータイプか!」と一般人が言える日も近そうですな.

CHIIZ: Toothbrush 4.0

なんと口にあてがうだけで歯磨きできちゃう商品です.
唐突な商品紹介ですがこれとっても欲しくないですか?w

子供の時からずっと歯磨きがめんどくさかったんですよね. あと正しい歯磨きの方法もよくわからないし. これだと, 少し口につけるだけで簡単です. ながら作業もできますし.

ただ, 形状的に歯並びが悪い人には向かなそうです. 個人によって歯並びが違いそうなのが大変そうですね.

Early Bird Pro Kitが安いので, 興味のある方はそちらを購入してみるといいと思います. どうぞご検討ください.

過去のあらゆるマシン&ソフトを実行でき科学の再現性を守る仮想システム「Olive」とは?

Dockerが流行ってから仮想化がトレンドになっている気がします. やはり「再現性」, つまり, ある手順を踏むとやりたいことが達成できるのは大事だと思うのですよ. 塩が無いからって, 砂糖を入れても, 料理は美味しくなるとは限らないんです. 「あのパソコンで使えるソフトがこのパソコンで使えない」とか悲しいですよね. (特にMacのSteam対応ゲームの少なさはやばかった.

IT技術の発達は早いため, 簡単に昔の技術, パソコンが対応できなくなり, 実験ができなくなる. よって, 再現性を守るためにカーネギーメロン大学の研究者が「Open Library of Images for Virtualized Execution(Olive)」というのを作ったそうです. これによって, 昔の再現をして実験するなりできるわけですな.

今はまだ制限ありのプロジェクトらしいですが, これクラウドとかに乗せそうですよね. そのときにいっぱいいじれそうなのが楽しみです.

アップル、自動車のシート位置やミラー角度などの設定をスマホで再現–特許取得

これ発想がいいと思うんですよ. ものの設定って結局めんどくさいじゃないですか. ゲーム然り, スマホ然り, 家電然り. 今回アップルが取り組んだのは自動車系だけですが, 設定を個人に最適化していくのって未来必要だと思うんですよ. みんなが便利になる取り組みだと思ってます.

しかも, スマホに記録するだけでいいのでお手軽です. どうやって設定を反映させるかはまだわかりませんが, レンタカーを使う人などは, たしかに便利だろうなと思っています. もしかしてシェアリングエコノミーも活性化させる?

未来ではIoTとAIを連携して設定をやってくれそうではあるんですが, 結局微調整は人間の手がいると思います. AIの発達段階の今だからこそ, この技術によってデータが蓄積され, 生かされていくのではないでしょうか.

IPアドレスなしで通信 IoT向け新技術「NIDD」、ソフトバンクが試験サービスへ

これ最初見たとき「え, IPなしでどうやってスマホやパソコンを識別できるの?」と思ったのですが, まぁsimで本体ごと識別するからいいよーって話らしいです. IMSI, APNで識別して, 基地局が送る感じですね. つまり, スマホ - 基地局間がIP必要なくなっただけっぽいです.

今まではsimとIPの両方で誰のスマホか識別してたんだけど, IPで識別しなくてもいんじゃない?という発想ですね. まぁそりゃね.

それでもいろいろメリットはあったらしく,

  • IPを使わない分, 通信サイズが少なくなる
    • 通信を解析する箇所が少なくなるので, 使う電力が少なくなる.
    • 電波を送る量も少なくなるので, 通信エリアも広くなる?(これはよくわかんない.

と言ったところです. 技術の進化によって無駄が削ぎ落とされていく…

まとめ

いかがでしょうか. 本当はもっと面白い記事あるんですが, 私が力尽きましたw

今月はGigazineさんが多かったですね. やっぱり面白い記事多いんですよ. (今月のお気に入りの80%ぐらいがGigazineの記事でした)

10月の中盤で9月を振り返るのも中々に面白かったです. これらの技術は未来でも発展していきそうなので, 楽しみですね. それでは, ありがとうございました~.

参考文献

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