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IPアドレス固定, hostname変更 [RaspberryPi3]

私がしたRaspberryPiの設定は, 「RaspberryPiの設定 まとめリスト」にまとめてあります.

  • 今回の設定のメリット
    • 遠隔操作系が楽にできるようになる.
    • サーバーに繋がるのが楽になる.
    • 2台目のRassberyPi買ってつなげても, hostnameが被らない.
  • 今回の設定のデメリット
    • 設定を間違うとsshができなくなるので, その場合自前でkeyboardを用意する必要がある.
    • ネットに繋がらなくなったりする.

IPアドレスとはパソコンの住所のことです. 残念ながらパソコンさんはDHCPという仕組みがあり, 繋がるたびに住所が変わるため, IPアドレスは固定ではありません. ホテルに泊まるような感じですかね. 一度ホテルをチェックアウトしてもう一度泊まると, 部屋が変わってしまう感じです.

だから, 「お前の住所は絶対ここだからな」って決めるのがIPアドレスの固定です. 住所を決めることで, 遠隔操作をする時は「こっちに行けばいんだね」というのがわかります.

…うまく説明できてない感があるので, ここの解説サイトを見て下されば概念がわかると思います.「IPアドレス

ちなみに, IPアドレスという数字で管理しているものを, 人間がわかるように文字にしたものがhostnameです.

IP固定

IPアドレスを固定する」を参考にして, inet, netmask, ゲートウェイ(Gateway)を調べます.

$ # wlan0がwifiのこと. inetとnetmaskが分かる.
$ ifconfig
wlan0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST>  mtu 1500
        inet 192.168.0.90  netmask 255.255.255.0  broadcast 192.168.0.255

~~省略~~

$ # ゲートウェイを調べる.
$ route
カーネルIP経路テーブル
受信先サイト    ゲートウェイ    ネットマスク   フラグ Metric Ref 使用数 インタフェース
default         192.168.0.1     0.0.0.0         UG    303    0        0 wlan0
~~ 省略 ~~

上の結果から,

  • inet 192.168.0.90
  • netmask 255.255.255.0
  • ゲートウェイ(Gateway) 192.168.0.1

ということがわかりました.
netmaskの255.255.255.0の4番目の数字が0なのは, inetの192.168.0.90の4番目の数字「90」は「2~254」までで好きにしていいよ―ってことです.

次のコマンドを打ちます.
「static ip_address=192.168.0.90」の「90」は, 「2~254」の間の好きな数字にして下さい. あとはinetの4番目の数字を1にして下さい.

echo "
interface wlan0
static ip_address=192.168.0.90
static routers=192.168.0.1
static domain_name_servers=192.168.0.1" >> /etc/dhcpcd.conf

その後再起動します. 間違っていないところがないかしっかり確認して下さい.

$ sudo reboot

30秒ぐらい待って, sshしてみます.
「ssh ユーザー名@固定IPアドレス」でコマンドを打ってみましょう. これででき…ないw

$ ssh hoge@192.168.0.90
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@    WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!     @
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
IT IS POSSIBLE THAT SOMEONE IS DOING SOMETHING NASTY!
Someone could be eavesdropping on you right now (man-in-the-middle attack)!
It is also possible that a host key has just been changed.
The fingerprint for the ECDSA key sent by the remote host is
SHA256:2V2gPFgBzJKoVhE09mEer3kvIO1OenyfvGwppkNhwDs.
Please contact your system administrator.
Add correct host key in /Users/${USER}/.ssh/known_hosts to get rid of this message.
Offending ECDSA key in /Users/${USER}/.ssh/known_hosts:23
ECDSA host key for 192.168.0.90 has changed and you have requested strict checking.
Host key verification failed.

なんか「接続先のパソコン, 前のと似ているけど何かが変わったパソコンだから危ないよ!」って言っています. どうせOSのアップデートかIPの固定のどちらかで変わったので, 古い情報の入ったファイルを捨てます.

$ rm ~/.ssh/known_hosts

これでもう一度sshすると…

$ ssh hoge@192.168.0.90
The authenticity of host '192.168.0.90 (192.168.0.90)' can't be established.
ECDSA key fingerprint is SHA256:2V2gPFgBzJKoVhE09mEer3kvIO1OenyfvGwppkNhwDs.
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes # yesと入力

Warning: Permanently added '192.168.0.90' (ECDSA) to the list of known hosts.
Linux raspberrypi 4.14.42-v7+ #1114 SMP Mon May 21 16:39:21 BST 2018 armv7l

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Thu May 24 19:49:27 2018 from xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx
hoge@raspberrypi:~ $ 

これでできた!

これでもできなかった場合は, hostnameは変わっていないので, hostnameでsshして何が間違っているか調べましょう. もう一度上の手順を繰り返してみたり, 他のサイトを参考にするのもあり.

$ ssh hoge@raspberrypi.local

~~原因を調べる~~

hostnameの変更

hostnameは「raspberrypi.local」です. 次のコマンドを打ちましょう.

今回は, 例としてhostnameを「hogepi.local」にしたいと思います.

$ ssh hoge@raspberrypi.local

$ # hogepi.localに変更
$ sudo raspi-config nonint do_hostname hogepi.local
[sudo] password for hoge: #hogeのパスワードを打つ
$ sudo reboot

30秒ぐらい待って, sshしてみましょう.

$ ssh hoge@hogepi.local
hoge@hogepi:~ $ 

これで「hoge@」以降の表示が変わったことがわかると思います. 以上でhostnameの変更は終了です.

参考文献

Read More

ユーザー名, パスワード変更 [RaspberryPi3]

私がしたRaspberryPiの設定は, 「RaspberryPiの設定 まとめリスト」にまとめてあります.

  • 今回の設定のメリット
    • セキュリティ的に安心できる.
    • というかパスワード変更ぐらいは必須.
  • 今回の設定のデメリット
    • 設定がめんどくさい

まず, ユーザーの変更をしなければいけません.
sshを導入したと思いますが, 遠隔操作ができるというメリットは, 他の人もアクセスできる可能性があるというデメリットを生みます.
実際, 「Raspbian install on Raspberry Pi 3」では, 私の手順をなぞればsshができましたよね. 他の人が同じ場所で真似をすれば, 同じことができるということです.

ということで, ユーザー名とパスワードを変更するのはセキュリティ的に大切です. やりましょう.

手順としては,

  1. 新しいユーザーtempを作る.
  2. ユーザーtempにsshし, piの名前を変更する.
  3. ユーザーtempを削除する.
  4. 変更したユーザーのパスワードを変える.

という感じです.

ちなみに, ユーザーtempを使うのはユーザーpiが使われている場合, 名前の変更ができないからです.

pi@raspberrypi:~ $ sudo usermod -l hoge pi 
usermod: user pi is currently used by process 551

piの中で作業しているので, piを使っていると見なされています.

新しいユーザーtempを作る.

次のコマンドを打ちましょう. $から後ろがコマンドです.

$ # ユーザーpiにsshする.
$ ssh pi@raspberrypi.local
Linux raspberrypi 4.14.42-v7+ #1114 SMP Mon May 21 16:39:21 BST 2018 armv7l

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Sun May 27 14:53:10 2018 from xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

$ # tempユーザーの作成
$ sudo useradd -M temp

$ # sudoをtempユーザーでも使えるようにする.
$ sudo gpasswd -a temp sudo
Adding user temp to group sudo

$ # tempユーザーのパスワードを設定
$ sudo passwd temp
Changing the password for group temp
New Password: 
Re-enter new password: 

$ # logoutする.
$ exit
logout
Connection to raspberrypi.local closed.

ユーザー名は適当で良いです. 今回はtempというユーザー名にしています. tempという名前は, すぐ削除する一時的なものにつける事が多い, 慣習的な名前です.

「New Password:」は適当なパスワードを設定して下さい. どうせすぐ削除するので.

ユーザーtempにsshし, piの名前を変更する.

先程と同様の手順で, ユーザーtempにsshします. その後,
piの名前を変更します. 好きな名前に変更して良いですが, 今回は例としてhogeというユーザー名にします.

次のコマンドを打ちましょう.

$ # ユーザーtempにsshする.
$ ssh temp@raspberrypi.local
temp@raspberrypi.local's password: # 1で設定したtempのパスワードを入れる
Linux raspberrypi 4.14.42-v7+ #1114 SMP Mon May 21 16:39:21 BST 2018 armv7l

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Sun May 27 15:24:36 2018 from xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx
Could not chdir to home directory /home/temp: No such file or directory

SSH is enabled and the default password for the 'pi' user has not been changed.
This is a security risk - please login as the 'pi' user and type 'passwd' to set a new password.

$ # エラーが出ないように, 一応piのprocessをkillする.
$ sudo pkill -u pi
[sudo] password for temp: # 1で設定したtempのパスワードを入れる

$ # 好きなユーザー名に変更. 今回はhoge.
sudo usermod -l hoge -d /home/hoge -m pi

$ # groupを変更する.
$ sudo groupmod -n hoge pi
$ exit
Connection to raspberrypi.local closed.

確認のため, hogeにsshします.

$ ssh hoge@raspberrypi.local
Linux raspberrypi 4.14.42-v7+ #1114 SMP Mon May 21 16:39:21 BST 2018 armv7l

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Sun May 27 14:57:06 2018 from xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx
hoge@raspberrypi:~ $ 

sshでき, 「hoge@raspberrypi:~ $ 」になっていると思います. これで, ユーザー名の変更は終わりです.

ユーザーtempを削除する.

ユーザーtempを削除します. パスワードを聞かれますが, 「raspberry」にして下さい.

$ ssh hoge@raspberrypi.local
Linux raspberrypi 4.14.34-v7+ #1110 SMP Mon Apr 16 15:18:51 BST 2018 armv7l

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Wed May 23 12:25:05 2018 from xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

$ # ユーザーtempを削除. passwordは「raspberry」にする.
$ sudo userdel temp

We trust you have received the usual lecture from the local System
Administrator. It usually boils down to these three things:

    #1) Respect the privacy of others.
    #2) Think before you type.
    #3) With great power comes great responsibility.

[sudo] password for hoge: # raspberryと入力
hoge@raspberrypi:~ $ 

これでtempが削除されました.

おまけ

ワンライナーみたいな感じで, 新しいユーザーを作らなくてもユーザーが変更できるコマンドを作りました. 上の1~3までこれでできます. sudo suができなければダメですが…

$ ssh pi@raspberrypi.local
$ sudo su ; exit
$ /bin/bash -c 'NEWNAME=hoge; OLDNAME=pi; nohup sleep 3; pkill -u ${OLDNAME}; usermod -l ${NEWNAME} -d /home/${NEWNAME} -m ${OLDNAME}; groupmod -n ${NEWNAME} ${OLDNAME} &' & exit

NEWNAME=新しい名前, OLDNAME=古い名前を入れれば, すぐに変更できると思います.

でも複雑さが増してしまったので, 上の手順を素直にやったほうが良いかと.

変更したユーザーのパスワードを変える.

変更したユーザーのパスワードを変えていきます.
「[sudo] password for hoge:」のパスワードは「raspberry」にして下さい.
その後, 新しいパスワードを打っていきます.

$ ssh hoge@raspberrypi.local
Linux raspberrypi 4.14.34-v7+ #1110 SMP Mon Apr 16 15:18:51 BST 2018 armv7l

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Wed May 23 13:24:35 2018 from xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx

$ # hogeのパスワードを変更
hoge@raspberrypi:~ $ sudo passwd hoge
[sudo] password for hoge: # raspberryと入力
Enter new UNIX password: # 新しいパスワードを入力
Retype new UNIX password: # もう一度新しいパスワードを入力
passwd: password updated successfully
hoge@raspberrypi:~ $ 

これで, パスワードの変更は終了です.
以上で, ユーザー名, パスワードの変更は終了になります.

piユーザーの残骸を削除.

最後に, あまり詳しく説明しません(他の方が色々説明なさってます)が, piの残り物を消します.
ssh先で次のコマンドを打ちます.

$ sudo rm /etc/sudoers.d/010_pi-nopasswd

これでpiユーザーの残骸もなくなりました.

これで終了です. 滅多なことがない限り復元しないほうが良いですが, 復元したい場合は以下のコマンドを打って下さい.

sudo sh -c 'echo "pi ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL" > /etc/sudoers.d/010_pi-nopasswd'

まとめ

ちょっとめんどくさいですが, やっていたほうが良い設定です. 是非とも頑張って設定してみて下さい.

参考文献

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時間, 言語, Keyboardの設定 [RaspberryPi3]

私がしたRaspberryPiの設定は, 「RaspberryPiの設定 まとめリスト」にまとめてあります.

  • 今回の設定のメリット

    • 時間感覚が狂わなくて済む…ぐらい?
    • 日本語わかる. 日本語すごい. 日本語安心するみたいな感じ.
  • 今回の設定のデメリット

    • 特に難しいわけでもないので無し.

時間と場所の設定を行います.
デフォルトが何かはわかりませんが, 日本と違うので.

sshしていることを前提にします.

時間の設定

ssh先で次のコマンドを打ちます.

$ # timezoneを日本(Japan)に設定
$ sudo raspi-config nonint do_change_timezone Japan
[sudo] password for hoge: 
Current default time zone: 'Asia/Tokyo'
Local time is now:      Thu May 24 00:24:35 JST 2018.
Universal Time is now:  Wed May 23 15:24:35 UTC 2018.

これで終了です. なお, 次のコマンドを打つことで, どの国を選べるかわかるそうです.

$ ls /usr/share/zoneinfo/ 
Africa      Chile    Factory    Iceland            localtime  Portugal    Turkey
America     CST6CDT  GB         Indian             MET        posix       UCT
Antarctica  Cuba     GB-Eire    Iran               Mexico     posixrules  Universal
Arctic      EET      GMT        iso3166.tab        MST        PRC         US
Asia        Egypt    GMT0       Israel             MST7MDT    PST8PDT     UTC
Atlantic    Eire     GMT-0      Jamaica            Navajo     right       WET
Australia   EST      GMT+0      Japan              NZ         ROC         W-SU
Brazil      EST5EDT  Greenwich  Kwajalein          NZ-CHAT    ROK         zone1970.tab
Canada      Etc      Hongkong   leap-seconds.list  Pacific    Singapore   zone.tab
CET         Europe   HST        Libya              Poland     SystemV     Zulu

locale, 日本語の設定

localeとは文字コードのことです. 文字コードとは, コンピューターさんが文字画像をちゃんと表示できるように対応付けするものです.

デフォルトの文字コードでは日本語は対応されていないので, 対応できるようにしましょう.

$ sudo raspi-config nonint do_change_locale ja_JP.UTF-8
$ sudo locale-gen

これでたぶん出来てる…と思ったのですが, 文字のフォントがそもそも用意されていないので, フォントを用意します.

$ sudo apt install -y jfbterm

これで日本語化は終了です.

wifi countryの設定

何故この設定をやるのかはいまいちわかっていないが…別に簡単なので.

$ sudo raspi-config nonint do_wifi_country JP
[sudo] password for hoge: 
OK

終わり.

KeyBoardの設定

RaspberryPiにssh以外でキーボードを使う際には必要です. US(アメリカ用)のキーボードになっているので, 日本のキーボードとは違います. なので, 例えば「;」を打ったら「:」が打たれたりします. ほかにも配置が違うので, 変えておきましょう.
次のコマンドを打てば終わりです.

$ sudo raspi-config nonint do_configure_keyboard jp

これで, 「;」を打ったのに「:」が入力されるとかはなくなります.

参考文献

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Raspbian install on Raspberry Pi 3

色々設定していたRasberry Pi3のシステムがぶっ壊れたので, OSの再インストールをする羽目に…
どうせなら最初からSDカード使ってインストールするまでを備考録として残していきます.
OSのダウンロードからSSH設定まで書きます.

ちなみに, ちまたにたくさん備考録が転がっているので, 自分にあったものを選んで下さい. これ大事.
さらにちなみに, 公式のドキュメントは「Raspberry Pi Software Guide」です.

環境 & 必要な物

絶対必要なもの

  • macOS (PC)
  • TOSHIBA EXCERIA 32GB (SDカード32GB以下を推奨. 1 )
  • Raspberry Pi3 Model B
  • やる気

あったら良いもの

  • SDカードリーダー(SDカード読み取れないパソコンの場合, 必要)
  • キーボード
  • マウス
  • 有線LAN

今回は, SSH設定をOSインストール前にするので, キーボードとかマウスとかは準備しません. もちろん, あった方が良いではありますが…保険になるし.
文字だけの画面(ターミナル)が怖くない方はできます.

Raspbian インストール (CUI使用)

CUI(Command User Interface)は, Terminalというアプリ使いますって話.

OSのダウンロード

OSのダウンロードを行います.
Raspbian 公式 ダウンロードページ」からRaspbianのダウンロードが行なえます.
下に行くほどぞろぞろありますが, 基本は, ページの上の方にある, NOOBSかRASPBIANのどちらかを選びます.
どちらも機能的に変わりはないのですが, 今回はRASPBIANを使います. (ggったらNOOBSのやり方は「Raspberry PiのOSをインストールしてみた(NOOBS篇)」にあります.)

出典: Raspbian 公式 ダウンロードページ

次に, 「RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP」か「RASPBIAN STRETCH LITE」か選べます. 「RASPBIAN STRETCH LITE」はアプリが色々入っていないので, 今回は「RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP」を選びます.
「RASPBIAN STRETCH WITH DESKTOP」の横の「Download ZIP」を選んで下さい. (というかTorrentあったのかよ懐いな)

出典: Raspbian 公式 Raspbian ダウンロードページ

1.7Gあるので少し時間がかかります.
お茶でもして待ちま…この空き時間にSDカードの初期化をしましょう.

SDカードの初期化

次に, SDカードの初期化をやります.
SDカードを挿して, Terminalを開きましょう. TerminalはFinderを開いて,
アプリケーション(Application) -> ユーティリティ -> ターミナル.app(terminal.app)
をダブルクリックすれば開けます.

アプリの画面が出ればOKです.
次のようにコマンドを打ちます. $の後ろがコマンドです. 下からコピペする時は, $のところの後ろをコピペして下さい.

$ diskutil list
/dev/disk0 (internal, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *251.0 GB   disk0
   1:                        EFI EFI                     209.7 MB   disk0s1
   2:                  Apple_HFS Macintosh HD            250.1 GB   disk0s2
   3:                 Apple_Boot Recovery HD             650.0 MB   disk0s3

/dev/disk1 (internal, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *31.0 GB    disk1
   1:                        EFI EFI                     209.7 MB   disk1s1
   2:       Microsoft Basic Data RASBIAN                 30.8 GB    disk1s2

$ # 今回は/dev/disk1のSizeが32GBなので, これじゃろと当たりをつけてやる. ちなみにこれ失敗したらひどいことになる場合もあるので慎重に.
$ diskutil unMountDisk /dev/disk1 
Unmount of all volumes on disk1 was successful

$ # RASBIANのところは任意の「英大文字」にして下さい. 英小文字はダメです. 
$ diskutil eraseDisk FAT32 RASBIAN /dev/disk1
Started erase on disk1
Unmounting disk
Creating the partition map
Waiting for partitions to activate
Formatting disk1s2 as MS-DOS (FAT32) with name RASBIAN
512 bytes per physical sector
/dev/rdisk1s2: 60194048 sectors in 1881064 FAT32 clusters (16384 bytes/cluster)
bps=512 spc=32 res=32 nft=2 mid=0xf8 spt=32 hds=255 hid=411648 drv=0x80 bsec=60223488 bspf=14696 rdcl=2 infs=1 bkbs=6
Mounting disk
Finished erase on disk1

怖い方はGUIを使っても良いかと.
やり方は「Mac で「SD カード」をフォーマット(初期化)する方法」の「SDカードを初期化する.」の章に書いてあります.

これでSDカードの初期化は終わりです.
自分はここで苦戦しました. 2

SDカードにimgをコピーする.

SDカードを初期化している間に, ダウンロードが済んだと思います. ...済んだよね?
「XXXX-YY-DD-raspbian-stretch.zip」
みたいなのがダウンロードされたと思うので, それを解凍します.

解凍したら, またTerminalでコマンドを打っていきます.

$ diskutil list
/dev/disk0 (internal, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *251.0 GB   disk0
   1:                        EFI EFI                     209.7 MB   disk0s1
   2:                  Apple_HFS Macintosh HD            250.1 GB   disk0s2
   3:                 Apple_Boot Recovery HD             650.0 MB   disk0s3

/dev/disk1 (internal, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:      GUID_partition_scheme                        *31.0 GB    disk1
   1:                        EFI EFI                     209.7 MB   disk1s1
   2:       Microsoft Basic Data RASBIAN                 30.8 GB    disk1s2

$ # 念のため, もう一度diskutil listで調べてから, /dev/diskを指定する.
$ diskutil unMountDisk /dev/disk1

$ # 「if=」まで書いたら, finderからドラッグ・アンド・ドロップしてくる.
$ # もちろん, パスについて知っているならパスを書く.
$ sudo dd bs=1m of=/dev/disk1 if=<imgのpath>
Password:

~~~しばらく待つ~~~

4724+0 records in
4724+0 records out
4953473024 bytes transferred in 2701.965241 secs (1833285 bytes/sec)

Passwordは, パソコンのパスワードを入れます. 見た目は何も変わらないが, ちゃんと入力されているので, パスワードを入力したらEnterを押して下さい.

Passwordがしっかり入力されると, しばらく止まっているように見えますが, SDカードに書き込んでいます. なのでSDカードに何もしない, ターミナルはそのままでゆっくり待ちましょう.

~ transferred ~とか出てきたら終了です.
Finderのデバイス欄にbootというのができていると思います.

これでimgができました.

SSHの準備

SSHとは, アバウトに言うとパソコンを遠隔操作できるようなものです.

SSHの準備をする方法は簡単で, このできたbootの中に「ssh」という何も書いていないファイルを追加するだけです.

実際にTerminalで次のコマンドを打てば終わりです.

$ touch /Volumes/boot/ssh

Wifiの準備.

sshで遠隔操作すると言っても, パソコンがどうにかしてRaspberry Piに「インターネット的に」接続していなきゃダメです. なので

  1. PCとRaspberry Piを有線LANでつなぐ.
  2. Raspberry Piとルーターを有線LANで繋いで, PCからルーター経由でアクセスする.
  3. Raspberry Piとルーターを無線LAN(Wifi)で繋いで, PCからルーター経由でアクセスする.

のいずれかの方法を取る必要があります.

今回は3の「Raspberry Piとルーターを無線LAN(Wifi)で繋いで, PCからルーター経由でアクセスする.」をやります.

ルーターにパスワードがある場合を想定しています. パスワードがある場合, Wifiに繋ぐ時にパスワードを要求されるはずです. 無い場合は, 「Wifiの準備.」をスキップして構いません.

また, WifiはRaspberry Pi3 Model Bの場合, 5GHz帯域では認識しないので注意して下さい.3

次のようなものを先程のbootの中に作ります.

  • 「wpa_supplicant.conf」というファイル.
  • 「wpa_supplicant.conf」の中身はこんな感じ.
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
country=JP
network={
 ssid=<SSID>
 psk=<Password>
 key_mgmt=WPA-PSK
}        

6行目の<SSID>にはwifiのネットワーク名(SSID)を, 7行目の<Password>は, Wifiにつなげる時に打つパスワードを入れて下さい.
ネットワーク名は上のWifiのマークで調べられます.

例えば, SSIDがhogeで, Passwordがhugaなら,

ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
country=JP
network={
 ssid="hoge"
 psk="fuga"
 key_mgmt=WPA-PSK
}    

になります.
後はこれを, 次のコマンドを使ってファイルを作るだけです.

$ echo 'ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
country=JP
network={
 ssid="hoge"
 psk="fuga"
 key_mgmt=WPA-PSK
}' > /Volumes/boot/wpa_supplicant.conf

もしどこか間違えても, 修正してもう一度コマンドを打てば良いです.
ファイルが次のように作成されているのを確認して下さい.

これで, Raspbianをインストールする準備は整いました.

Raspbian インストール

それではようやく, Raspbianのインストールです.
SDカードを「安全に」取り外して, RasberryPi3にSDカードを挿入します. そして電源を入れると終わりです!

ここで, hdmiを持っている人はテレビとRasberryPiをつなげると, インストールされてる画面が出ます. ワクワクしますよね. 面白い.

しばらく待つと, インストールが完了します. 大体1分~5分くらいです.
これでRaspbianのインストールは終了です.

SSH設定

SSHが繋がるかの確認

インストールが完了したらSSHをしてみましょう. 2つの方法があります.

  1. IPアドレスからsshする
  2. ホスト名からsshする

1はちょっと知識がないとめんどくさいので, 2を推奨します. 1はあまり詳しく解説しません.

1. IPアドレスからsshする

LAN内で使われているIPアドレスを調べる6つの方法(Linux/Windows)」で紹介されている, arp-scanというコマンドを使います.

ターミナルで, 次のようにコマンドを打って下さい.

$ brew install arp-scan
$ sudo arp-scan -I en0 -l #en0は無線LANのこと. 
Password:
Interface: en0, datalink type: EN10MB (Ethernet)
Starting arp-scan 1.9 with 256 hosts (http://www.nta-monitor.com/tools/arp-scan/)
xxx.xxx.xxx.xxx xx:xx:xx:xx:xx:xx (Unknown)
192.168.0.x     xx:xx:xx:xx:xx:xx Raspberry Pi Foundation
192.168.0.x     xx:xx:xx:xx:xx:xx Raspberry Pi Foundation (DUP: 2)
xxx.xxx.xxx.xxx xx:xx:xx:xx:xx:xx Hon Hai Precision Ind. Co.,Ltd.
xxx.xxx.xxx.xxx xx:xx:xx:xx:xx:xx (Unknown)

521 packets received by filter, 0 packets dropped by kernel
Ending arp-scan 1.9: 256 hosts scanned in 1.862 seconds (137.49 hosts/sec). 5 responded

右側に「Raspberry Pi Foundation」と書かれてあるものの左の数字「192.168.0.x」に注目します. 今回は7行目です.

もし, 「Raspberry Pi Foundation」が見つからない場合は, 準備の段階で失敗しているので, やり直すか他のサイトを参考にして下さい. 4

「ssh pi@<先程注目した数字>」みたいなコマンドを打てば良いです.
今回なら「ssh pi@192.168.0.x」ですね.
途中で(yes/no)問われるので, yesと打ちます.
次にpasswordを要求されますが, 「raspberry」と打って下さい.

$ ssh pi@192.168.0.x
The authenticity of host 'raspberrypi.local (xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx)' can't be established.
ECDSA key fingerprint is SHA256:xxxxxxx...
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes <- yesと打つ.
Warning: Permanently added 'raspberrypi.local,xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx' (ECDSA) to the list of known hosts.
pi@raspberrypi.local's password: #raspberryと打つ 

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Wed Apr 18 01:24:38 2018

SSH is enabled and the default password for the 'pi' user has not been changed.
This is a security risk - please login as the 'pi' user and type 'passwd' to set a new password.

pi@raspberrypi:~ $ 

「pi@raspberrypi:~ $ 」が出ればsshができてます. つまりRaspberryPiを遠隔操作できます. 確認は以上で終わりです.

sshしたのが確認できたら, exitしましょう.

pi@raspberrypi:~ $ exit

2. ホスト名からsshする

「ssh pi@raspberrypi.local」というコマンドを打ちます.

すると, (yes/no)と言われるのでyesと打ちます.
「pi@raspberrypi.local’s password」は, 「raspberry」と入力して下さい.

$ ssh pi@raspberrypi.local
The authenticity of host 'raspberrypi.local (xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx)' can't be established.
ECDSA key fingerprint is SHA256:xxxxxxx...
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes <- yesと打つ.
Warning: Permanently added 'raspberrypi.local,xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx' (ECDSA) to the list of known hosts.
pi@raspberrypi.local's password: <raspberryと入力>

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Wed Apr 18 01:24:38 2018

SSH is enabled and the default password for the 'pi' user has not been changed.
This is a security risk - please login as the 'pi' user and type 'passwd' to set a new password.

pi@raspberrypi:~ $ 

「pi@raspberrypi:~ $ 」が出ればsshができてます. つまりRaspberryPiを遠隔操作できます. 確認は以上で終わりです.

sshしたのが確認できたら, exitしましょう.

pi@raspberrypi:~ $ exit

SSH公開鍵認証設定

SSHで毎回パスワードを打つのは少しめんどくさいと思います. しかし, sshでの公開鍵認証設定をすると, 毎回パスワードを打たずに済みます. ということで設定していきましょう.

HomeBrewさえインストールされていたら, 「ssh-copy-id」というコマンドが使えるようになるので, それを使っていきます.
ターミナルで, 次のコマンドを打って下さい.
password はRaspberryPi3のパスワードを打ちます. パスワードを変えていないなら, 「raspberry」です.

$ brew install ssh-copy-id
$ ssh-copy-id pi@raspberrypi.local
/usr/bin/ssh-copy-id: INFO: Source of key(s) to be installed: "/Users/${UserName}/.ssh/id_rsa.pub"
/usr/bin/ssh-copy-id: INFO: attempting to log in with the new key(s), to filter out any that are already installed
/usr/bin/ssh-copy-id: INFO: 1 key(s) remain to be installed -- if you are prompted now it is to install the new keys
pi@raspberrypi.local's password: パスワードを入力.

Number of key(s) added:        1

Now try logging into the machine, with:   "ssh 'pi@raspberrypi.local'"
and check to make sure that only the key(s) you wanted were added.

これでおkです. では, sshしてみましょう.

$ ssh pi@raspberrypi.local
Linux raspberrypi 4.14.34-v7+ #1110 SMP Mon Apr 16 15:18:51 BST 2018 armv7l

The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Mon May 21 00:32:37 2018 from 192.168.0.5

SSH is enabled and the default password for the 'pi' user has not been changed.
This is a security risk - please login as the 'pi' user and type 'passwd' to set a new password.

pi@raspberrypi:~ $ 

パスワード無しで入れましたね.
これで, OSのダウンロードからSSH設定まで終了です. お疲れ様でした.

まとめ

今回はOSのダウンロードからSSH設定までしました. よくここまで頑張りました. 偉いw

後半, 画像撮影やHomeBrewの説明など, とっても省略したので, 疑問が多く残ると思います. わからないことがあれば質問下さい.

次は細かいRasberry piの設定を行います.

参考文献


  1. 32GB以上だと, インストールはややこしいです. やっている人は結構いるみたいなので, 「raspbian 64gb sd」で検索してみて下さい. ↩︎

  2. 自分はeraseDiskで書き込み禁止状態になっていて苦労しました. ずっと「error: -69877: couldn’t open device」と出ました. 調べてみるとカードリーダの調子が悪かった. こちらのatottoさんの「ちょっと甘めにさして認識させてから奥までさせばちゃんと書き込みできる」に助けられました.
    他の解決方法も色々あるので, 「sd 書き込み禁止 mac」で調べると良いかも. ↩︎

  3. Macから周囲のWi-Fi電波状況をカンタンに確認する方法:Mac Tips」から帯域を調べる方法が確認できるので, こちらからWifiの帯域を確認することができます. ↩︎

  4. Raspberry Pi 3を初回起動してからSSH接続まで」が良い感じ. ↩︎

Read More

ブログ(blogger)でhighlight.jsを使ってコードを綺麗に表示してみた話

自分はブログごとに, 「Syntax Highlighter」とか使って, コードを綺麗にしてました . だけどこれは設定がとても大変.
(しかも, その時cdnjsという, サービスを知らなかったので, アップロードで入れてました. 知っていたらそれでいいやって妥協してたのに.)

めんどくさくない方法無いかなと探していたら, 「highlight.js」を導入している方が多かったので, それをblogに導入してみた話.

highlight.js とは

もうとっくに色んな人が解説しているので, 一言で.

  • 速い

自分はこれだけの理由で導入しました. もっと利点を知りたいなら「コードのハイライト表示 JS ライブラリ 3種」など見ればいいかと

highlight.jsの導入(cdnjs経由)

まぁ, cdnjs経由の方法しか書かないんですが…(他の方法はめんどくさい. )

公式のGetting Startを見るのが良いかも.

やり方は簡単で, headタグ( <head> ~ </head>)の中(~の部分)に以下のコードを貼り付ければ良いだけです.

<link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/styles/default.min.css">
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/highlight.min.js"></script>
<script>hljs.initHighlightingOnLoad();</script>

私の場合はこんな感じ.

<head>

~~~~ 色々あって ~~~~

<link href='https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/styles/github.min.css' rel='stylesheet'/>
<script src='https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/highlight.min.js'/>
<script>hljs.initHighlightingOnLoad();</script>
</head>

ちなみに, bloggerのテンプレートに記述する場合は, xmlにするので上のやつと若干違います(閉じタグがない)

テーマの変え方.

「これ以外のテーマ無いのぉ?..テーマ変えたいんだけど.」って思う方多いと思います. 実はテーマ多いです.

highlight.js demo」の左側のStylesの下がテーマになっているので, クリックして気に入ったテーマを探して下さい.


気に入ったテーマがあれば,

<link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/styles/default.min.css">

の一番後ろのdefault.min.cssを<テーマ名>.min.cssに変えてみると, テーマが変わります.

テーマ名は全部小文字にして, 空白(" “)はマイナス(”-")に書き換える必要があります.
例えば「Arduino Light」を選ぶ場合は,

<link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/styles/arduino-light.min.css">

と書きます.

まぁもちろん, こっちから探すべきなんだろうが.

ちなみに, 私はgithubにしてます. github大好き.

defaultの言語以外をhighlightしたい場合.

やりたいならこっちから言語を検索して, scriptタグを追記する形ではなかろうか. たぶん.

例えばapple scriptを入れたいなら, こっちから"applescript"を検索して, "https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/languages/applescript.min.js"が見つかるので,

<link rel="stylesheet" href="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/styles/default.min.css"><script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/highlight.min.js"></script>
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/highlight.min.js"></script>
<!--ここから-->
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.12.0/languages/applescript.min.js"></script> 
<!--ここまで追加-->
<script>hljs.initHighlightingOnLoad();</script>

かな.

バージョンについて

今回は, highlight.jsは9.12.0を使っています. これは指定できて, urlが書いてある場所の数字を変えるか, またはcdnjsでバージョンを指定してあげれば変えられます.

本当は最新版が良いのですが, latestとかない(updateでページが動かなくなったりしたら困るかららしい)ので, バージョンは手動で選択する必要がありますね.
自動アップデートは諦めるべきか…

ちなみに

めんどくさがりでない方は, highlight.jsの導入はcdn経由でなく, アップロードで設定したほうが良いです.

なぜなら, このcdnというサービスは, ブログを開くたびにインターネットを通じて, 他のパソコン様からデータを貰っているからです. つまり,

  • その偉いパソコン様が故障してしまったり,
  • みんなが一気にデータがほしいと言ったら, 自分が後回しになったり

などの理由で, 見た目が変わらなかったりします.
まぁ, cdnのようなサービスは, そういうのも見越してある程度対策していたりするので, 自分は結局cdnを使いますが…
そんなの事になっても大丈夫という方のみ使って下さい.

参考文献

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